今年も残すところ僅かとなりましたが、このブログを始めてから8か月が経ち、今までに80の記事を書いてきました。
だいぶ量も増えてきたので、今年の総まとめとして、2018年に最も読まれた記事トップ10を発表します!
第10位 「瞑想とリラクゼーションの効果の違いは反芻思考にあったというサンディエゴ州立大学とカリフォルニア大学の研究」
何かと流行りの瞑想ですが、一般的なリラクゼーションとどう違うのかはなかなか理解しにくいところでもあります。
瞑想の効果のメカニズムについて解説したところが多くのアクセスにつながったのかと思います。
第9位 「完璧主義はワーカホリックになりやすいうえに、生産性につながりにくいというジョージア工科大学の研究」
この記事は、タイトルにインパクトがありましたね。
完璧主義は仕事をきっちりやりそうなイメージはありますが、実は生産性につながっていなかったというは衝撃でした。
「完璧主義って実際のところどうなの?」と思っていた方々にとっては、興味深い内容だったかと思います。
第8位 「リワークの出席状況によって職場復帰の可能性は大きく異なるというフィンランドのタンペレ大学の研究」
職場復帰のためにリワークを利用される方も少なくありませんが、そこでの出席状況によって、その後の職場復帰の可能性をある程度予測できるといった内容でした。
精神科の産業医にとって、職場復帰対応はメインの業務であり、実務的にも役立つところが評価されたのかと思います。
第6位 「仕事の不安定さによるストレス反応は子供の有無で大きく異なるという北里大学の研究」
第6位は、アクセス数が同じであったため、2つ存在します。
こちらの記事は、子供がいる方々にとっては、興味深い内容だったのではないでしょうか。
その後、他の研究などをみてみても、子供の有無によって、ストレスの感じ方や反応の仕方は変わってくることがわかったので、また今後の記事で紹介していきたいです。
第6位 「ストレスチェックで高ストレスと判定されたとき、男性は6.59倍、女性は2.77倍休職しやすいという北里大学の研究」
ストレスチェックは1次予防が目的ではありますが、やはり高ストレスと判定されたときどうなるのかは気になるところでしょう。
高ストレス者面談するときは、ぜひ参考にしていきたいです。
第5位 「顔の横幅と交渉力には関連があるという上海科技大学の研究」
あまり硬い内容ばかりだと飽きてしまうかなと思って書いたのが、この記事です。
テストステロンが顔の横幅と関連しているのは面白いですよね。
この記事を読んだ方は、人の見方が変わったのではないでしょうか(笑)
第4位 「わかっちゃいるけど行動できないのは結局何が原因なのか」
ついついダラダラしてしまうことの原因を掘り下げた記事です。
上位にランクインしていることを考えると、皆さん同じようなことで悩まれているようですね。
このような問題の対策にも記事で触れているので、新年の目標達成などの参考にしてみてはいかがでしょうか。
第3位 「イギリスの名門King's College Londonに留学した若手研究者が発見した、海外勤労者の6つのストレス要因」
私の研究室の先輩の道喜先生の論文を紹介した記事です。
海外で働かれる機会のある方には、ぜひ参考していただきたいです。
論文の内容も素晴らしいのですが、尊敬してやまない先生であるため、いつもより熱のこもった書き方をしてしまいました(笑)
第2位 「外見の良さが年収に与える影響は健康状態・知性・性格・職業を調整するとなくなってしまうというロンドン大学の研究」
外見の良さは社会でも役立ちそうですが、様々な要素を調整すると、その収入面のメリットはなくなってしまうよという話でした。
美女やイケメンでない方々にとっては朗報ですね。
ただ個人的には、この記事がここまで読まれたのは、写真のお姉さんのルックスがだいぶ影響していたのではないかと思っています(苦笑)。
第1位 「Kindle本第二弾「科学的に正しい職場復帰」が発売されました!」
宣伝になってしまうようで申し訳ないですが、2018年に最も読まれた記事はこれです。
アクセス数は第2位の倍近くあり、ダントツでした。
「それだけ私の人望が厚い!」
と思いたいところですが(笑)、
職場復帰のニーズが社会的に高いということでしょう。
今までブログでは報告していませんでしたが、こちらの書籍は無料キャンペーン中にAmazon ランキング 医学・薬学部門で第1位を獲得しました!
また今後も興味深いテーマの本を執筆していきたいと考えているので、応援していただけると幸いです。
改めて、第1~10位の記事を振り返ってみると、執筆した当初はこんなに読まれるとは思っていなかったものが多くランクインしています。
(その分、結構頑張って書いた記事が全然読まれなかったりもしているのですが(苦笑))
これは、私の興味と皆さんの興味が異なるところがあるということでしょう。
そこで、今後は皆さんからのリクエストについてもなるべくお答えして、記事を書いていきたいと思います。
できれば、このブログにお便りコーナーを作りたいのですが、やり方がわからないので、何かリクエストのある方は、私のFacebookやTwitterなどにご連絡いただけると幸いです。
それでは、今年もこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。